BEGINNING FLY FISHING

今週もいつものエリアさんに行ってきました。ここ最近は雨が続き、９月に入っていっきに気温が下がってきた感じがします。日中はまだまだ暑いですが、夜は肌寒いくらい...釣行日の天気予報も時間ごとに変わってはっきりしない様子。
前日までの予報が大雨...自宅を出る時には小雨...現場では午前中まで曇りだったので快適に釣りができました




(珍しくブラウンも釣れました〜ガリガリですが...）





流石に大雨の影響で、池もオーバーフローするくらいの超満タン...少々の雨では濁りは入らないのですが、今日はそこそこ入っています...それでも他のエリアさんとは違いミルクコーヒーの様な感じではなく雪解け水の様な白にごりなので、深場（２〜３m位）意外は底まで確認できます。逆に通常はプレッシャーが高いという難点はありますが...

結果から言うと...入れパク状態です

ルアーをしている方ならご存知だと思いますが、スプーンだとランディング時はサクッとネットにいれ、ラインを緩めるだけで対外フックは外れてくれるので手返しは良いのですが、フライの場合フック自体が小さいのでフォーセップ（細長いペンチ）が無いとかなり苦労しますまた、フライ自体小さいので口の中でかかっていることも多く手返しが非常に悪い...そしてロッドは長いのでランディング時はかなり急角度でロッドが絞り込まれますので破損の危険性も高い...とかなりルアーとは違ったランディングとなります。（基本はある程度魚がよって来たら、ロッドをおいてリーダを持ってネットに入れるorフックを外すがよろしいでしょう...でもリールやロッドにキズがつくのを覚悟しなくてはなりませんが...）

ということで、最初の２時間ほどは私はネット係に専念する程...入れパク状態でした

一気に気温も下がり、当日まで３日連続で雨...濁りも入りいい条件が揃ったのもありますが...カラーチェンジなしでフライがぼろぼろになるまでワンキャスト・ワンヒットが数時間も続きましたが、ちょっとこつがあります...こつというかインジケーター（ウキ）をつけているので「棚」と「沈下スピード」です...既に釣りをやってる方なら「そんなの当り前だ〜」と思われるでしょうが...

今日は入れパク状態でしたが、あえてインジケーターの位置（棚）と沈下スピード（ショットの大きさ）を変えて魚の反応を観察してみました。
詳しいことはあえて割愛しますが、釣れる棚や沈下速度を変えると釣れるペースが極端に遅くなります。ましてやショットの位置を変えるだけで反応がなくなることも少なくありませんでした...人工池ですが、場所によって深いところ、浅いところもありますから、釣り場を移動するとそれに合わせなくては数が伸びません...初心者の方も是非条件のいい時に、にいろいろ試してみると良い勉強になると思います。

何故釣れたのか？こうするともっと釣れるのか？...と考えて正解を見つけるのが釣りの醍醐味の一つであり、雑誌やDVDをみてタックルや釣り方を真似するだけでは楽しさは半減し、上達も遅いと私は思っています。

釣りという遊びは自然を相手にしているので、その日の条件によって正解が日々変わってきます...それらを全て説明するのは不可能であり、ましてや全ての管理釣り場で同じように釣れるとは到底思えません。

勿論、これから始める方や初心者の方には参考書はたいへん役立つものでありますが、一番はやっぱり自分の経験に勝るものはないかと...今回の釣行のようにキャッチ＆リリース池で３桁？(実際は半日しかやっていないので4~50匹位)...のような状態だと１日で１年分くらいの経験を積むことが出来るかもしれません...これも管理釣り場だからこそではないでしょうか